大洲 赤煉瓦館 (旧大洲商業銀行本店) Akarenga-kan 天空仙人のレトロ建築探訪 Nostalgic &retrospective buildings in Japan
名称 | 大洲 赤煉瓦館 (旧大洲商業銀行本店) Akarenga-kan | 所在 | 愛媛県大洲市大洲60番地 |
設計者 | 建築 | 明治34(1901)年12月 |
「大洲 赤煉瓦館」 |
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「大洲 赤煉瓦館」 | 「大洲 赤煉瓦館」 |
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おおず赤煉瓦館の歴史 おおが赤煉瓦館は明治34年12月、大洲商業銀行として建築されました。 敷地は、800uで、3棟の建物で構成されていました。 @本館・事務所 棟瓦造木造瓦葺二階建 257.70u ー付属建物− 管理室・宿直室 27.84u 便所 1.84u A 北倉庫 煉瓦造木造二階建 352.22u B 南倉庫 煉瓦造木造瓦葺平屋建 40.00u 建物は、イギリス積みの煉瓦構造で、軒の上部に装飾をおく程度の簡素な外観でした。 屋根は、寄棟造りで和瓦を葺き、鬼瓦に”商”の字を入れ 和洋折衷の様式をとりました。 隅柱は二丁積み46cm角、壁面は一丁半積み32cmの厚みを有しています。 この建物は、わが国の建築史上,明治洋風建築のうち煉瓦蔵造建築として、 地方建築の歩みをよく示しています。 また、当時の大洲地方の建築技能の歩みを伝える貴重な文化的遺構です。 明治後期の煉瓦造銀行建築としては、県内希有のもので南予地方では唯一のものです。 かって、大州は、養蚕、製糸、晒しろうの生産が盛んで、 この地は、大州の商業の集積地でした、 前の通りは「えびす通り」と呼ばれ、大洲地方の物産が行き交った通りで、 この地で集められた物は、肱川を利用して各地に運ばれました。 また、肱川に橋が架かるまで浮亀橋があり、対岸と結んでいました。 大洲市は、この貴重な遺構を「ふるさと創生事業」の資金を活用して再整備しました、 そして、1991年(平成3年)5月2日、「おおず 赤煉瓦館」が誕生しました。 案内板より 大洲 赤煉瓦館(あかれんがかん) 明治34(1901)年12月に大洲商業銀行の本店として建築されました。 建物はイギリス積みとフランス積みとが混在する煉瓦建築で、 屋根には和瓦を葺き、鬼瓦に商の字を入れた和洋折衷の様式が特徴です。 大洲の経済的繁栄や当時の文化水準の高さは、臥龍山荘などの歴史遺産にもうかがい知ることができますが、 やはり「明治」という時代の斬新さと「大正」という浪漫あふれる時代の風を強く感じさせてくれるのは、 この赤煉瓦館でしょう。 大洲商業銀行は、大正11年に大洲銀行、後に農工銀行大洲出張所、大洲町警察署庁舎、 昭和27年には大洲商工会事務所、大洲商工会議所と変わり、現在の資料館へと至っています。 |
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