高岡 山町筋 (土蔵造りの町並み) Takaoka Yamachosuji Dozodukuri 6.Jan.2005 天空仙人の旅のかけら
「菅野家住宅」 | |
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「高岡市土蔵造りのまち資料館」 | |
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「萩野仏壇店」 | 「梅田呉服店」 |
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山町筋は、1609年(慶長14年)の高岡開町以来の商人町で、 ここを中心に住まいする10町で高岡御車山祭を奉じていることから山町と呼ばれ、長く高岡のまちの経済を牽引してきました。 このうち、旧北陸道沿いの御馬出町、守山町、木舟町、小馬出町にかけての通りには優れた土蔵造りの家々が立ち並び、 重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けています。
重要文化財 菅野家住宅 桁行 12.7m 梁間13.6m 切妻造、桟瓦葺、二階建 平入、正面に一間の本瓦葺の土庇 菅野家(すがのけ)は、代々 伝右衛門 を襲名した高岡の代表的な商家で、 江戸時代末期から明治にかけて、回船の隆盛に伴い財を築いた。 明治22年(1889年)には高岡銀行えお設立、同36年には高岡電灯を創立する一方で、 政界にも進出するなど高岡の政財界の中心的存在であった。 主屋は、明治33年(1900年)の高岡の大火の直後に再建され、土蔵も同時期の建設と推定される。 主屋は土蔵造り二階建、平入りの町屋である。外観は黒漆喰仕上げで、太い出桁で軒を支え、二階の窓に観音開きの土戸を備えるなど、 全体的に重厚な意匠とする一方、大棟、防火壁正面の石柱、正面庇の天井飾りや軒を支える鋳物の支柱などの細部の要所には細かな装飾が施され華やかな意匠としている。 また、トラスの洋小屋組や釉薬をかけた煉瓦の防火壁など、時代を反映して洋風の要素を採り入れてている。 土蔵は二階建で、蔵前も土蔵造りとしており、主屋と同じく大火の教訓を生かして防火に念入りに備えた造りとなっている。 内部は、柱や長押等の部材が細く、土蔵を意識させない造りとなっている。 特に、ホンマなど外向きの部屋は数寄屋風で白木の柾目の檜や屋久杉などの銘木を使用し、 壁は自然石を砕いた粉を混ぜた朱壁とするなど、贅を凝らした造りとしている。 当住宅は、伝統的な町屋が多く残されている高岡の中でも、大規模で最も質の高いものとして貴重であると評価され、 平成6年12月27日、重要文化財に指定された。 高岡市教育委員会 案内板より
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