旅の想い出
1999年、7月の24日から31日にイギリスに行った想い出の旅です。
昨年は同じころはじめてイギリスに格安のパック旅行で行きました。
今回、自分で日程を定め、H.I.Sの格安航空券と宿の手配とブッリトレールパスを事前に
手配し、出かけました。言葉もわからず不安な面もありましたが、特に事故にもあわず
無事戻ってくることができました。旅の想い出とイギリスについて特に気づいたこと(日本との違いと感激したこと)に
ふれてみたいとおもいます。なお、1〜2回の旅でイギリスについて語るのは
何ともおこがましいかぎりですが、また機会があったら何度も訪れて見たい
そんなすばらしーいイギリスについて、語ってみたいとおもいます。
ブリッティッシュ・エアウエィズで東京国際空港からイギリスに向け飛び立ちました。
ロンドン・ヒースロー空港には、当日の夕刻に到着、
昨年は旅行会社の方が出迎えていただいてリージェント・パークヒルトンにつれていただいたので、
今回も夕刻のロンドンの眺めを楽しみながら、ホテルまで行きたかったのですが、
エア・バスの時刻表を見たら土曜の夕方で1時間に1本しかバスが出ていなかったので、
ラッセル・スクエアの宿を手配していましたので
地下鉄のセントラル・ラインでラッセル・スクエアまで行くことにしました。
今年の夏は、去年よりも暑く(いつもこんなにあついのでしょうか)地下鉄に冷房はなく
摂氏30度以上となっていました。無事ホテルにたどり着くことができました。
地下鉄
地下鉄のラッセル・スクエアの駅は、地下から地上に出るのにエレベータをつかいます
エレベータは後ろの入り口からのり地上にあがると前の出口(どちらが前か後ろかわからない)
から出ることになっている。ロンドンの地下鉄は地中深いところを通っているため、地上にでるのに
多くはエスカレータを使用しており、またエスカレータの左側は急ぐ人用に空けておくことになっており
エスカレータの途中のにも「STAND RIGHT」と表示されており、最近では東京の地下鉄などでも
立つ位置がことなるが急ぐ人に片方を空けることが多くなった。
昨年もそうであったが今年もロンドンのワンディ・トラベルカードを使用した。これは地下鉄の1日
乗り放題券で駅が六つのゾーンに分かれており、このうちのゾーンを決め、そのゾーンなら何度でも
乗れる乗車券で、あとの条件は使用が午前9時30分以降からとなっていることである。
ロンドンの地下鉄は、故障が多く遅れることが多いといわれているが、そんなことにも遭遇しなかった。
地下鉄から地上にでるのは「WAY OUT」に表示に従っていけば必ず地上に出られる。
鉄道
ロンドンには、ターミナル駅がいくつかあり有名なのは、パディントン、キング・クロス、ウォタールー、ヴィクトリア
リバプール・ストリートなどの駅がある。
今回スコットランドのエディンバラに2泊することにし、インターネットで電車の時刻を調べ、
日本で座席指定を予約をし、インターシティ225に乗車した。イギリスの特急は、特急料金はなく
座席指定も2等の座席指定は約1ポンド(200円弱、去年は約240円)、日本では1500円ほど
座席指定の方法も座席の背もたれのところに座席指定を示す紙がさされており、それがなければ
座席が指定されていない(自由席であり)。指定をしていない人々は、指定の紙のないところ、
か指定の紙に指定された区間以外は自由に座ることができる。
イギリスの鉄道では、改札(入り口、出口でキップを切ることがなく)がなく、車内の検札があり
それも必ずというものではないようだ。
また、今回ケンブリッジに行った時使用したリバプール・ストリートステーションでは、同じ駅の
ホームに行き先の違う列車が停車しており、案内板を注意深く見ていないと、行き先の違う列車に
乗ってしまうこともありそうにおもわれる。
たとえば、10番ホームの前方、後方とか、10番ホームのA、B.Cとか
また日本のように時刻表に出発番線が表示されておらず、行き先表示板に表示されるまで
自分の乗る列車がどのホームから出発するのかわからない。
途中停車駅も「CALLING AT」とかで、停車駅を表示板で確認するか、
駅の放送で確認するしかなく、車内放送はない。
インターシティ225という大都市間の特急は時速225KMと高速なのであろうが
電線もなく、高架でもなく、動力がデーゼルエンジンかも不思議なところである。
※ この項違っているようでしたらご存知のかたお知らせください。
エディンバラ
エディンバラはオールドタウンとニュータウンによって構成されている。
エディンバラの鉄道の駅は、ウェバリー・ステーションと言って、エディンバラの
ちょうど谷底のようなところに駅がある。スコットランドの首都で歴史のある町でもある。
エディンバラ城からなだらかに下ってホリールード宮殿までの道をロイヤル・マイルと
いってオールドタウンの中心である。
駅のロッカーで荷物を預け、といっても日本のように自分でコイン・ロッカーに
荷物を入れるのではなく、コイン・ロッカーの前に係りの人がいて、荷物を一つづつ
金属検知器?で爆発物をチェックし、ロッカーの番号の記入されている紙をもらい、
荷物を引き出すときにその紙を渡して荷物をもらうというシステムになっている。
これも国情ということの現れで爆弾テロに対する警戒のためであろう。
セント・ジャイルズ アット シックス
日曜日の夜の6時から聖ジャイルズ教会で無料で音楽の夕べが開かれ
たまたま日曜日だったので聴きに行った。
夕映えのエディンバラ城
イギリスの夏の日没時間は午後9時ごろで、ゆっくり夕食を食べたあと、
プリンシズ・ストリート公園からホテルのあるグラス・マーケットストリート
まで夕映えのエディンバラ城を見ながら散策した。ロンドンでは30度近い
暑さであったが、やはり北の方のスコットランドでは朝晩めっきり涼しく
夕日の射し方によってエディンバラ城はいろいろな表情を見せてくれた。